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白斑相談室長の挨拶

ストレスはすべて悪いというものではありません。

尋常性白斑の根本的原因はストレスにあり! ある程度のストレス状況下においては気力が湧きやる気が起こり前向きに行動を起こさせる良い効果もあります。
人それぞれ同じストレス状況下でも受け止め方が違えば、闘争心をかきたてられたり、反対に気分が重くなり何もやる気が起こらないようなうつ的状態になる事もあります。
私が言いたいのは、同じ人間でも体調がすぐれない時や仕事の事・家庭での事・肉体的なストレスなど一つ一つ小さいストレスでもいくつも同時に抱えている状態に大きなストレスが一つ加わる事で『ストレスなんか感じない』と思っている人でも一転して急に落ち込んだりしてしまうのです。 そんなストレスに対抗できる身体をつくる為には、脳神経の神経伝達物質(アドレナリン・ノルアドレナリン・セロトニン・ドーパミン・GABAなど)の調整機能が働く体内環境が大事です。

その為のストレス解消法

○涙
涙を流すというのは、失恋であったり、親しい人との別れだったりと、気分が落ち込んだような状態などのマイナスな感情と思いがちですが、しかし涙を流す行為の意味合いはストレスを緩和する大事な反応でもあるのです。
そういえば大人になってから涙を流す機会なんて殆どないと思いませんか。
思いっきり泣いた後に『気持ちが楽になった』という経験は誰しもあると思います。
ストレス状態がずっと続いている時は交感神経(緊張状態)が優位になっています。
そこから悲しくなり思いっきり泣いている状態では、副交感神経(リラックス状態)が一時的に優位に働きストレスを和らげてくれる効果があります。
ストレスが思いっきり溜まっている状態には涙を流す事も必要です。
泣けるドラマや映画・感動的なスポーツシーンなど見て涙を流すのも良いかと思います。
『泣くのは恥ずかしい』と思うなら、一人だけの時間をつくって周りを気にせず涙してみて下さい。
出来るだけ気持ちがリラックスしている時の方が良いので、お休みの前の夜で以前見て泣けた映画など見ると前に見た時よりも感情が入り込み涙しやすいと思います。
泣く事も健全な精神を維持するのに大切なことなのです。
涙する前はノルアドレナリン(怒り・不安・などストレス状態)の分泌が多くなるが、感情を出し涙する事によりセロトニン(気持ちを落ち着かせる)の分泌が活発になり、ストレス緩和する。

○笑い
ストレスが溜まった後で、お酒を飲みながら友人と楽しい事を話したり、面白いテレビなど見たりして笑ったりすると気分が爽快になった経験はないでしょうか。
嫌な事をずっと考えていると他の事に気が回らなくて、嫌な事に集中してしまいます。
友人とバカ話をしたり、テレビのお笑いやコメディ映画をみて、そこに集中して嫌な事が一時的にでも忘れられれば、その後でストレスになっていた事も客観的に見れてナーバスになっていた気持ちから切り替わり爽快な気分になり、嫌な事を乗り切っていこうとする良いストレスに導いてくれます。
また、どうしても笑う気持ちになれないようであれば、鏡の前で無理やり笑顔をつくってみて下さい、何回か繰り返し行っていると、自然と顔の表情も緩んでくると思います。
その状態では副交感神経(リラックス状態)が働きストレスが緩和されています。
頭をからっぽにして笑う事はストレスを軽減して自律神経のバランスを整えてくれます。
笑う事で、ドーパミン(快感を感じる)やセロトニン(気持ちを落ち着かせる)β-エンドルフィン(幸福な気持ちになる)の分泌が活発になり、精神的に落ち着き、意欲的になれる。

○香り
香りも精神を落ち着けストレスを緩和するのに効果的です。
一人ゆっくりできる空間でハーブやお香を焚いたりして良い香りに浸っていると自然と脳の緊張もほぐれて行き時間も忘れてしまいます。
ヨガや座禅なども一緒に行うと気持ちが集中し、また楽しかった事などを思い浮かべているとストレスで交感神経が優位であった状態から、無意識に副交感神経の働きを活発にしてリラックス状態に導いてくれます。
不眠を和らげるにはフローラル系の香り、イライラして不安な気持ちを落ち着かせるには甘い香り、気持ちが沈んでいる時には柑橘系などの爽やかなレモンの様な香りが良いようです。
良い香りもセロトニン(気持ちを落ち着かせる)の分泌を促し、体の緊張をほぐしてくれます。

○味覚
精神的、肉体的にストレスがかかった時には、一杯のビールが緊張をほぐしてくれると感じたり、特に女性の方などは甘いケーキを食べる事で幸せな気分を感じる方も多いのではないかと思います。
また、家族団らんで楽しい会話しながら食事をしたり、気の合う仲間と美味しい物を食べ一緒に共感できたりすると、自然と顔の表情も緩みます。
楽しく、美味しい物を食べている時の脳は交感神経が働いているもののドーパミンという『快感や幸福』を感じたりするホルモンが分泌され、やる気を起こさせる良いストレスになります。
たまには美味しいものを食べて活力を高めていく事も、悪いストレスを乗りきって行く為には必要です。
美味しい物を食べることでも、ドーパミン(快感を感じる)やβ-エンドルフィン(幸福な気持ちになる)の分泌が活発になり、落ち込んでいる時などは気持ちが晴れやかになり、充実感をえられる。

○音楽
失恋をした時、会社で仕事を失敗したりして気持ちが落ち込んだ時、友人とカラオケに行って歌ったり、逆に誰とも合いたくなく一人でいたい時に静かな音楽を聴いて悲しい気持ちにひたり思いきり涙を流し、その後にスッキリした気分になった経験をした事もあるかと思います。
また、楽しかった頃に流行っていた音楽やよく聞いていたCDなど聞いて懐かしみ、その時代の心身ともに充実していた頃とリンクする事で一時的にでも気持ちが和らぎます。
何もしたくないうつ的な状況下でも音楽を流しているだけで自然とストレスを乗り越えるきっかけになったりします。
音楽は気持ちを高めたり、悲しい気分に浸ったり、昔を懐かしんだりして落ち込んだ気持から一転して気持ちを高めてくれる効果があります。
心地よい音楽を聴いている時は、ドーパミン(快感を感じる)の分泌が多くなり意欲が湧いてくる。

○ペットとのふれあい
ペットと触れ合う事でストレスを緩和するといわれています。
時には人と会いたくない事もあります。そんな時、ペットとのふれあいはストレスで頭がいっぱいになっている時、忘れがちな慈しみや思いやりの気持ちを取り戻させてくれます。
犬や猫などと触れ合い撫でてあげる事で自然と心が落ち着き、感情が豊かになります。
また、動物を飼う事が出来ない場合、熱帯魚に餌をあげ鑑賞に集中したり、休日に水族館に出掛け、柔らかい照明の中で魚をゆっくり眺めているだけでも、心が穏やかになります。
動物と触れ合っている時は、脳の状態も副交感神経が働きリラックスしストレスで思考低下している状態を緩和する効果があります。
ペットと触れ合うと五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を刺激して感情豊かになれ、ドーパミン(快感を感じる)やセロトニン(気持ちを落ち着かせる)神経伝達物質の分泌を促しストレス状態を回避しようとします。

○園芸
季節ごとの花を植えたり、家庭菜園で土を触る事で無意識に体も動かし、四季を感じゆったりした気持ちになれます。
日頃、仕事で時間に追われ気ぜわしくしていると脳では交感神経が常に働き続け、さらに緊張状態が続きすぎると体も精神も『くたくた』になります。
そんな時は、とにかく休日には時間を忘れ頭を切り替えゆったりした時間を過ごす事が大事です。
家の中でじっとしているよりも、外に出て太陽の下で体を動かすだけでも気分が爽快になり日光浴する事で体内時計も調整され不眠症状も軽減します。
また、花の植え替えをしている所に通りがかりの近所の人に話しかけられる事でコミュニケーションがとれ会話をする事が億劫に感じる事も少なくなります。
園芸も自然とふれあえ五感を刺激する事が出来ます。脳内ではセロトニン(気持ちを落ち着かせる)が特に多く分泌される。

○運動(ウォーキングなどで自然と親しむ)
精神的なストレスが大きい方は、とにかく外に出て何も考えず体を動かしてみて下さい。
運動をする環境として、日光にあたり、風を感じ、四季折々の草花を眺め、自然の綺麗な空気の匂いを感じながら行う軽い運動、ウォーキングやサイクリング、ストレッチなどは簡単に行え、五感を刺激し脳神経の緊張も自然に和らぎβ-エンドルフィン(幸福な気持ちになる)やセロトニン(気持ちを落ち着かせる)ドーパミン(快感を感じる)の分泌も多くなり、ストレス状態を解消する。

ストレス時に必要な栄養素

脳内でアドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン・セロトニン・GABA・βエンドルフィンなどの神経伝達物質のバランスがとれないと精神的に不安定になり、ストレスを感じやすくなります。
ストレスを緩和する為には、神経伝達物質のセロトニン・ドーパミンは特に必要かと考えます。
これらの神経伝達物質は体内で合成する事が出来ないので原料であるタンパク質を摂取しないといけないのですが、ただたんにタンパク質を多く摂れば良いと言うものではありません。
タンパク質をアミノ酸まで分解しビタミン・ミネラルの助けも借りないと神経伝達物質をつくる事が出来ません。
◎ドーパミンには、フェニルアラニン(アミノ酸)を原料にして、ナイアシン(ビタミンB3)と葉酸・ビタミンB6・鉄の助けがないと合成出来ません。
◎セロトニンには、トリプトファン(アミノ酸)を原料にして、葉酸・ナイアシン(ビタミンB3)・鉄・ビタミンB6の助けがないと合成出来ません。
ストレスを緩和し気持ちをゆったりさせるのには、タンパク質とビタミン(特にビタミンB群)の働きが必要不可欠です。
◎GABA(興奮を鎮め、気持ちを落ち着かせる) には、グルタミン酸(アミノ酸)を原料にしてナイアシン(ビタミンB3)・ビタミンB6の助けがないと合成出来ません。

※ 不眠で悩まれている方には良い睡眠(寝つきよく、深い眠り)をもたらしてくれる睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が夜に活発にならないと良い睡眠を得られません。
このメラトニン(睡眠リズムに関わる)は、日中分泌されているセロトニンがマグネシウムに助けられ夜にメラトニンに変わります。
ストレスを緩和するだけでなく、良い睡眠の観点からもセロトニンを合成する事は大切です。

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